OHSAS18001
新しい労働安全衛生マネジメントシステム
労働安全衛生は、経済の成長とその後に続く労働環境の見直しのもとで、着実な歩みを見せてきました。しかし、従来の労働安全衛生に対しての基本的な考え方は、「事故は人が起こすものであり、技術の問題では無い」と言うものでした。従って、人的教育によって安全が守られるという、人に頼る安全対策、また、国や各機関の法規制や規律を守りさえすれば、事故は防げるという安全対策に限界が見えてきました。その限界を打破するために、新しい労働安全衛生マネジメントシステム(OHSAS18001)が考えられました。

これは欧州の労働安全衛生の考え方であり、「人は必ず間違いを犯すものであり、基本的に事故を防ぐのは技術の問題で、事故が起こっても災害に至らない方策を、技術的に確立する事によって未然に防止する事ができる」と言うものです。また、国の法規制や各機関の規制を守ることは最低限のことであり、そこから一歩進んで自らの職場の危険源を特定し、その危険源からのリスクを、危害の起こりやすさと程度として見積もり、更に災害低減対策(リスクアセスメント)を事前に計画・実施することによって、危害の発生する前にリスクをコントロールするシステムを確立し、事故の防止を計ることが、この労働安全衛生マネジメントシステムの根幹となっています。

英国においては、この労働安全マネジメントシステムの採用により、大幅に事故の発生を滅少することができました。これらのことから、当社では平成12年度からこの新しい労働安全マネジメントシステム(OHSAS18001)を構築し、平成13年12月に認証を取得、登録に至りました。そして品質・環境の各マネジメントシステムと統合して運用することによって、職場の事故を少しでも滅少させ社員の労働安全衛生に対する認識の向上と継続的に労働安全衛生マネジメントシステムの改善を行い、安全に、早く、安くて良いものを提供していきます。